タルキールブロック妄想譚
2014年9月3日 TCG全般 コメント (5)流行に便乗して、タルキールについて。
フェッチランド再録ですね。
私はそもそもフェッチランド使ったことないのですが、ショックランドのないスタンダード環境だと、色の安定もそんなにしないのではないかと思ったりするのでしょうがどうなんでしょうか。
ダブルシンボル多い多色デッキとかには、かゆいところに手が届かずみたいなことになりませんかね? そもそも、そういう使い方じゃなく、デッキシャッフルやデッキ圧縮の要素が強いのかもしれませんけども。
さて。
後出しの感はありますが、タルキールブロック発表のころ、私は知人とこんなことを言っておりました。
「望むものが帰ってくる、とこれだけウィザーズが煽っておいて、ここでフェッチランド再録されなかったら、いったいいつのタイミングで再録するのか!?」
「基本セット15から新枠になったし、ここで『新枠としてのフェッチランド』を出すにはちょうどいいんじゃないの?」
「カジュアル勢の自分からしても、最近の『過去のエピソード』や『過去の次元、キャラクター推し』の感じは異常。これはモダン新規参入への、初心者へのとっかかりを作ろうとしていて、そこでフェッチランドを再録するのもおかしくない」
まあ、当たっていたかどうかはさておき、フェッチランドは再録されたわけです。
というわけで、せっかくなのでタルキールブロックの今後の希望的妄想を、今のうちに書いておきます。当たってたら「おおスゲー」的になるし、当たってなかったらただスルーされるだけという、お得な企画内容です。
ただ、ネタバレというか、この妄想が万が一あたっていた時に、先の展開が面白くなくなっちゃうかもしれないのが嫌だという方はここから先は読まないようにお願いします。よっっっぽど当たらないとは思いますけどもね・・・。
ではまず、今後のタルキールブロックの展開について。
現在、タルキールブロックの次のセット「運命再誕」のイメージイラストが発表されております。あまり詳しくは知りませんが、タルキールブロック自体が時間、時代をテーマにしており、次のセットは過去に戻るとかなんとか。
で、この「運命再誕」で一旦、今回の「クラン」、いわゆる対抗色の楔3色がなくなるのではないかと思っております。色の組み合わせが定まっていない多色環境、もしくは単色要素が強いとか、無色だとか。
「なんで?」っていわれると困りますが、時代の流れとかを表す上で、色の組み合わせ、「クラン」という集まりが移り変わっていくというのを表すにはいったん色の集まりをばらすんじゃないかと思ったわけです。
ここからがメインの妄想ですが、
【第3セットでは有効色のクランになってるんじゃないの・・・?】
というのがまず大きな妄想のひとつ。なぜかこれは、楔3色のクランが発表された早めの段階から、なんとなく思いついたことなのですけど。
話の前後がひどくて申し訳ないですが、そもそもこれはタルキール覇王譚についての軽い発表があった時に。サルカン・ヴォルがまた出るということになって、ニコル・ボーラス(以下ニコル様)好きの私が、「絶対タルキールでもニコル様のカードはなんか出る!」と期待していたのが発端です(ストーリー的にサルカンとニコル様はすごい関わってるので)。
したらば、次セットの運命再編のイメージイラストで書かれているのはサルカン・ヴォルとニコル様! 事前に知人に話していたら「いや、ニコルは出ないでしょー」的な空気が若干あったので、そーいうもんなのか・・・とか思っていましたが、これはさすがに出るのが確定でいいんじゃないの!?
そして、そのニコル様は青黒赤の友好3色・・・!!
という(偶然の)一致をみているわけですよ。なんとなく信ぴょう性ありそうな感じになってませんでしょうか、どうでしょうか。
しかも、リミテッド。ドラフトというやつですかね。
3パックを剥いてその中から出たカードを回して遊ぶためのルールが今回のタルキールセットでは特殊なのです。
通常のセットでは、第1弾から第3弾が出揃った時には、それぞれのセットから1パックづつ使用するのですが、今回は特別に第2弾が出たときはいつもどおり「第1・2弾」を使用。しかし、第3セットが出たときは、「第2・3弾」のみを使用し、第1弾を使わないという特殊なもの。
これは第2弾が1と3のツナギの役目を果たしていて、第3弾でクランの情勢(色の組み合わせ)が変わっても無理なく遊べるようにするためでは・・・!? という理由付けもあります。これ、どうすかね? 信ぴょう性ないですか、それなりにあるんじゃないですかどうですか、ねえ。割といい線ついてるんじゃないですか、これ。
そして妄想2個目。
タルキールの友好色への色変更という前提を踏まえて。
モダン環境への露骨な誘いと、その方策について。
最近の基本セットの「魂シリーズ」、ゼンディカーや、シャンダラー、イニストラードなどの次元名を冠したものの収録。タルキールを含む今後のセットの有名プレインズウォーカーそろい踏みのこの状況(妄想内ではニコル様も参戦だ!)。
これはマジック・ザ・ギャザリングそのものの世界観を広めて、過去のセットへのつながり、イメージをもたせやすくするための取り組みなのではないかと思っております。ひょっとしたら、これは過去のシリーズをあまり知らない、カジュアル勢の自分だからこそ余計に感じ取れるのかもしれませんが。
マジック・ザ・ギャザリングはじめて3年くらい経ちますけど、こんなに過去のシリーズ性みたいなものを意識させられるときはなかったので。魂シリーズの次元名や、ペインランドの名前(ラノワール)なんかもそうですね。
これをウィザーズはかなり意識的にやっているんじゃないかと思うわけです。モダンへの敷居というか間口を広めるために。
そして、最近はモダンでよく使用されているカードの再録がなかなか続いているわけです。
「思考囲い」 「召喚の調べ」 そして「フェッチランド」などなど。
余談ですが、「思考囲い」なんて、今ではスタンでよく使用されているのでよく知っていますが、それまでは私ぐらいのカジュアルプレイヤーは名前を聞いたことすらなかったようなものなのです。そーいう人もマジック・ザ・ギャザリングをやっているんだということを、長くやっている人たちほど忘れがちでしょうが、そーいうやつもいるんです、ここに。
そういう「モダン環境で使われているカードである」という情報自体が、モダンへの興味を促すとっかかりになり得るのです。実際なりました。
そこで、モダンをもっと入りやすいフォーマットにするための一番の方策といったらなにかというと、それはおそらく「土地問題」が一番だと思うわけです。土地をそろえないと、くだらないローグデッキを冗談で組むことも許されないわけですよ。
そこでモダンへの誘引としての大きな方策として。
【タルキールの第3セット、もしくは基本セット16で友好色フェッチランドが再録される】
というのが、もういっこの大きな妄想。
これの信ぴょう性、というか根拠としては、スタンダードのローテーション制度の変更と発表のタイミングにあります。
まず、スタンダードの構成が変わり、来年秋ぐらいから3ブロック制になります。今は1ブロックで3セット出てますが、今後は1ブロックで2セット、基本セットの発売がなくなり、ローテーションが変わるというニュースがありました(詳しくは公式記事などで)。
その時に、じゃあ今のタルキールの3セットあるのはどうなるの? ということについても発表があったのですが、次にスタンダード落ちするのは「タルキールの第1・第2セット」となり、「その次に発売する基本セット16と、タルキールの第3セット」だけがスタンに残る、というものです。
これはさっき書いたタルキールブロックの「前半が対抗色 → 後半が友好色」という大きな動きにもそぐわってますし(対抗色側だけがスタン落ちする)、フェッチ収録が後半になることによって、スタンダードでもリミテッドでもフェッチの収録が半分づつに分けられるという状況にもなるわけです。
とりあえずフェッチランドだけ全部再録してこれだけお膳立てすれば、モダン人口も増えるのではないかという目論見なのではないでしょうか。土地にお金を使うのは気が引ける(ちょっと馬鹿らしい)が、それぞれのカードならまぁ仕方ないかと思う側面は、カジュアルプレイヤーのわたしからすれば確かにあるとは思いますので。
そもそも再録禁止カードが横行する「レガシー」環境を、ウィザーズが施策をうって流行らせることは不可能というかそーとー難しいものであり、「じゃあ、モダンを盛り上げよう」となるのはこのマジック・ザ・ギャザリングを長く続けていこうとする会社側からとっても至極全うな方向性ではないかと思う所存であります。
だからこれまでのいわゆる「古参」プレイヤーに対しては、
「友好色フェッチ再録したし、モダンの次はレガシーやろうぜ!」
であり、我らカジュアル・スタン民に対しては
「土地の敷居は下げたからモダンもいかがですかね?」
というのが今回の再録やスタンダードのローテーション変更などの思惑ではないかと。
メチャ長くなったので、要点まとめ。
・「タルキール第3ブロックは友好色クラン」
・「対抗色フェッチランドも再録される」
この2点です。
当たってたら、1年後にみんなにドヤ顔します。
全然違ったら、優しくスルーで。
フェッチランド再録ですね。
私はそもそもフェッチランド使ったことないのですが、ショックランドのないスタンダード環境だと、色の安定もそんなにしないのではないかと思ったりするのでしょうがどうなんでしょうか。
ダブルシンボル多い多色デッキとかには、かゆいところに手が届かずみたいなことになりませんかね? そもそも、そういう使い方じゃなく、デッキシャッフルやデッキ圧縮の要素が強いのかもしれませんけども。
さて。
後出しの感はありますが、タルキールブロック発表のころ、私は知人とこんなことを言っておりました。
「望むものが帰ってくる、とこれだけウィザーズが煽っておいて、ここでフェッチランド再録されなかったら、いったいいつのタイミングで再録するのか!?」
「基本セット15から新枠になったし、ここで『新枠としてのフェッチランド』を出すにはちょうどいいんじゃないの?」
「カジュアル勢の自分からしても、最近の『過去のエピソード』や『過去の次元、キャラクター推し』の感じは異常。これはモダン新規参入への、初心者へのとっかかりを作ろうとしていて、そこでフェッチランドを再録するのもおかしくない」
まあ、当たっていたかどうかはさておき、フェッチランドは再録されたわけです。
というわけで、せっかくなのでタルキールブロックの今後の希望的妄想を、今のうちに書いておきます。当たってたら「おおスゲー」的になるし、当たってなかったらただスルーされるだけという、お得な企画内容です。
ただ、ネタバレというか、この妄想が万が一あたっていた時に、先の展開が面白くなくなっちゃうかもしれないのが嫌だという方はここから先は読まないようにお願いします。よっっっぽど当たらないとは思いますけどもね・・・。
ではまず、今後のタルキールブロックの展開について。
現在、タルキールブロックの次のセット「運命再誕」のイメージイラストが発表されております。あまり詳しくは知りませんが、タルキールブロック自体が時間、時代をテーマにしており、次のセットは過去に戻るとかなんとか。
で、この「運命再誕」で一旦、今回の「クラン」、いわゆる対抗色の楔3色がなくなるのではないかと思っております。色の組み合わせが定まっていない多色環境、もしくは単色要素が強いとか、無色だとか。
「なんで?」っていわれると困りますが、時代の流れとかを表す上で、色の組み合わせ、「クラン」という集まりが移り変わっていくというのを表すにはいったん色の集まりをばらすんじゃないかと思ったわけです。
ここからがメインの妄想ですが、
【第3セットでは有効色のクランになってるんじゃないの・・・?】
というのがまず大きな妄想のひとつ。なぜかこれは、楔3色のクランが発表された早めの段階から、なんとなく思いついたことなのですけど。
話の前後がひどくて申し訳ないですが、そもそもこれはタルキール覇王譚についての軽い発表があった時に。サルカン・ヴォルがまた出るということになって、ニコル・ボーラス(以下ニコル様)好きの私が、「絶対タルキールでもニコル様のカードはなんか出る!」と期待していたのが発端です(ストーリー的にサルカンとニコル様はすごい関わってるので)。
したらば、次セットの運命再編のイメージイラストで書かれているのはサルカン・ヴォルとニコル様! 事前に知人に話していたら「いや、ニコルは出ないでしょー」的な空気が若干あったので、そーいうもんなのか・・・とか思っていましたが、これはさすがに出るのが確定でいいんじゃないの!?
そして、そのニコル様は青黒赤の友好3色・・・!!
という(偶然の)一致をみているわけですよ。なんとなく信ぴょう性ありそうな感じになってませんでしょうか、どうでしょうか。
しかも、リミテッド。ドラフトというやつですかね。
3パックを剥いてその中から出たカードを回して遊ぶためのルールが今回のタルキールセットでは特殊なのです。
通常のセットでは、第1弾から第3弾が出揃った時には、それぞれのセットから1パックづつ使用するのですが、今回は特別に第2弾が出たときはいつもどおり「第1・2弾」を使用。しかし、第3セットが出たときは、「第2・3弾」のみを使用し、第1弾を使わないという特殊なもの。
これは第2弾が1と3のツナギの役目を果たしていて、第3弾でクランの情勢(色の組み合わせ)が変わっても無理なく遊べるようにするためでは・・・!? という理由付けもあります。これ、どうすかね? 信ぴょう性ないですか、それなりにあるんじゃないですかどうですか、ねえ。割といい線ついてるんじゃないですか、これ。
そして妄想2個目。
タルキールの友好色への色変更という前提を踏まえて。
モダン環境への露骨な誘いと、その方策について。
最近の基本セットの「魂シリーズ」、ゼンディカーや、シャンダラー、イニストラードなどの次元名を冠したものの収録。タルキールを含む今後のセットの有名プレインズウォーカーそろい踏みのこの状況(妄想内ではニコル様も参戦だ!)。
これはマジック・ザ・ギャザリングそのものの世界観を広めて、過去のセットへのつながり、イメージをもたせやすくするための取り組みなのではないかと思っております。ひょっとしたら、これは過去のシリーズをあまり知らない、カジュアル勢の自分だからこそ余計に感じ取れるのかもしれませんが。
マジック・ザ・ギャザリングはじめて3年くらい経ちますけど、こんなに過去のシリーズ性みたいなものを意識させられるときはなかったので。魂シリーズの次元名や、ペインランドの名前(ラノワール)なんかもそうですね。
これをウィザーズはかなり意識的にやっているんじゃないかと思うわけです。モダンへの敷居というか間口を広めるために。
そして、最近はモダンでよく使用されているカードの再録がなかなか続いているわけです。
「思考囲い」 「召喚の調べ」 そして「フェッチランド」などなど。
余談ですが、「思考囲い」なんて、今ではスタンでよく使用されているのでよく知っていますが、それまでは私ぐらいのカジュアルプレイヤーは名前を聞いたことすらなかったようなものなのです。そーいう人もマジック・ザ・ギャザリングをやっているんだということを、長くやっている人たちほど忘れがちでしょうが、そーいうやつもいるんです、ここに。
そういう「モダン環境で使われているカードである」という情報自体が、モダンへの興味を促すとっかかりになり得るのです。実際なりました。
そこで、モダンをもっと入りやすいフォーマットにするための一番の方策といったらなにかというと、それはおそらく「土地問題」が一番だと思うわけです。土地をそろえないと、くだらないローグデッキを冗談で組むことも許されないわけですよ。
そこでモダンへの誘引としての大きな方策として。
【タルキールの第3セット、もしくは基本セット16で友好色フェッチランドが再録される】
というのが、もういっこの大きな妄想。
これの信ぴょう性、というか根拠としては、スタンダードのローテーション制度の変更と発表のタイミングにあります。
まず、スタンダードの構成が変わり、来年秋ぐらいから3ブロック制になります。今は1ブロックで3セット出てますが、今後は1ブロックで2セット、基本セットの発売がなくなり、ローテーションが変わるというニュースがありました(詳しくは公式記事などで)。
その時に、じゃあ今のタルキールの3セットあるのはどうなるの? ということについても発表があったのですが、次にスタンダード落ちするのは「タルキールの第1・第2セット」となり、「その次に発売する基本セット16と、タルキールの第3セット」だけがスタンに残る、というものです。
これはさっき書いたタルキールブロックの「前半が対抗色 → 後半が友好色」という大きな動きにもそぐわってますし(対抗色側だけがスタン落ちする)、フェッチ収録が後半になることによって、スタンダードでもリミテッドでもフェッチの収録が半分づつに分けられるという状況にもなるわけです。
とりあえずフェッチランドだけ全部再録してこれだけお膳立てすれば、モダン人口も増えるのではないかという目論見なのではないでしょうか。土地にお金を使うのは気が引ける(ちょっと馬鹿らしい)が、それぞれのカードならまぁ仕方ないかと思う側面は、カジュアルプレイヤーのわたしからすれば確かにあるとは思いますので。
そもそも再録禁止カードが横行する「レガシー」環境を、ウィザーズが施策をうって流行らせることは不可能というかそーとー難しいものであり、「じゃあ、モダンを盛り上げよう」となるのはこのマジック・ザ・ギャザリングを長く続けていこうとする会社側からとっても至極全うな方向性ではないかと思う所存であります。
だからこれまでのいわゆる「古参」プレイヤーに対しては、
「友好色フェッチ再録したし、モダンの次はレガシーやろうぜ!」
であり、我らカジュアル・スタン民に対しては
「土地の敷居は下げたからモダンもいかがですかね?」
というのが今回の再録やスタンダードのローテーション変更などの思惑ではないかと。
メチャ長くなったので、要点まとめ。
・「タルキール第3ブロックは友好色クラン」
・「対抗色フェッチランドも再録される」
この2点です。
当たってたら、1年後にみんなにドヤ顔します。
全然違ったら、優しくスルーで。
コメント
コメントありがとうございます。
そうだったんですね。知りませんでした。ひょっとして、情報知らないだけで、知ってる人には当たり前の予想なんでしょうかこれ。まぁ、それはそれで私のカジュアルっぷりが発揮されていていい例になるかもしれませんが・・・。
時間旅行→過去改変で今はもう死んでいるらしいウギンが復活するのかも。
そしてゼンディカー回帰に繋がる、とか?
この予想はかなり興奮します!是非当たっていて欲しいっ!!!
第3セットでの新PWニコル・ボーラスに期待ですな!
頂点捕食者が7マナでドヤ顔してたので、新ニコル様は10マナぐらいですかねw
もう少しお手軽にモダンに参入したいがための都合のいい妄想ですが。
ただ、とりあえず、スタンでニコル様がくればそれでいい・・・!