ひとりでマジック・ザ・ギャザリング
2014年8月7日 TCG全般今となってはマジックオンライン、通称「MO」というネットで対戦できる公式のゲームがあるのは知っていますが、今回は別にそういう話では別にない。ひとりというと、そんな感じでしょうけども。
割と前の話なので、記憶もうろ覚えではありますが。
明確な知り合いが長い間いないままマジックを続けた、いや「続けられた」理由とは何かということを、少なくとも「私」のリアル経験談として書いてみます。
なにしろ、カードゲームというものに触れた経験がないものが相談相手もなく、独学で初めていくというのは、それなりのレアケースではないかと思うからです。これが何かの参考、または新規プレイヤー参入などへの一助となることを願いつつ。こんな場合もあるんだー、くらいの気持ちでどうぞ。
さて。前回。
友人宅でマジックに触れ、基本セットM12も何回か買ってみた。というところまで書きましたが、このあといきなり、最大の問題点が持ち上がります。普通に始める人はたぶん問題になりにくいことでしょうが。
ズバリ言うと、「対戦相手がまるでいない 」ということ。
マジックに触れたその友人とは、時間の都合やらもありますが、何よりいい年した人間がマジック・ザ・ギャザリングというひとつのゲームのためだけに、何回も、長時間拘束するようなことに誘うことがはばかられたのです。お互い、割といい年なもので。
そもそも、私がカードゲームというものに初めて触れたようなものでしたから、その面白さがとても新鮮であり、その時に自分だけがズッポリとハマッてしまったわけなのです。自分だけが一方的に。
たぶん普通は「経験者の誰かに誘われる」、もしくは「誰かと一緒にイチからはじめる」という2パターンに大別されるのではないでしょうか? そうすると、さしあたっての対戦相手には困らないことになると思います。
で、しょうがないので。孤独な私がどのように遊んでいたかというと。
(この辺から記憶が曖昧で、時間が前後してるかもしれません)
まず、手持ちの少っない枚数のカードを、ちょこちょこ組み替えて遊びます。ひとりで。
これが今の「強くないカードを頑張って使う」という立ち位置を生み出した原因です。というよりも、このころの自分にとっては、カードゲームとはデッキを「組んで」遊ぶものだったのだと今は思います。なにしろ、ひとりでしたので。
しかし、そんな遊び方もたぶん限界があったのでしょうか。インターネットで情報を調べるようになったのでしょうか。なにしろ対戦相手がいないので、ルールを教えてくれる人もおらず、よくよく考えれば、当時は「カードゲームの専門店」という存在すら知らなかった気がします。私たちがマジックを買ったのは、近所のゲームショップでしたので(たまたま扱っていた)。
少し話は変わりますが、このあとに出るエキスパンションが「ラヴニカへの回帰」とかだったら、ひとりという状況に耐えられず、たぶんマジックを辞めていたと思います。
M12のあとに出たエキスパンションは「イニストラード」。
あの全体が「夜」っぽい感じのイラストのカッコ良さが、このあとも続けていこう(カード欲しい)と思う大きな要因になり、それゆえ長期にわたる孤独な時間を過ごすことになったのです。これは、厳密には続けるきっかけになったというだけで、続けられた要因ではないのかもしれませんけども。
ともかく、マジックが好き(絵がカッチョイイ)などと思う割には、情報を得る術そのものがわかっていない、暗中模索五里霧中状態。一筋の光も刺さないままにぽそぽそとひとり部屋の隅で「うへへ」と遊び続けていた(しかもたしか結構それで楽しめていた)のだと思い出したら、なんと自分は小学校低学年レベルの遊び方をしていたのかとすわ愕然とします。今、愕然としました。
そして、次のエキスパンションが「イニストラード」であったタイミングに続き、もう一つ、始めた時代によって助けられたものがあります。
それがインターネット。と書くと、あまりにも普通すぎるでしょうか?
でも、インターネットなんてなかった時代をすごしたものからすると、なかった時のありがたみを感じられるものなのです。ヤングな人には全然わかんない感覚かもしれません。
でも、ただインターネットというわけでもでもありません。ちょうどこのころ、爆発的に普及してきた「動画」という存在。ぶっちゃけ言うと「ニコニコ動画」ということになりますが。
インターネットといえば「テキストを読むもの」というのが普通だったころからすれば、動画というものはインターネット上にアップすることも見ようとすることも、パソコンや回線のスペックとかそういうことも含めて、なかなかに「敷居が高い」ものであったわけなのです。
この動画が簡単に見られるようになった時代。普通の人が割と気軽に動画を上げれるようになったこのタイミング。これこそが私が孤独に耐え、楽しいゲームができる日を夢見て、希望を捨てずに続けることができたかの答えです。
長くなりすぎました。また次回。
「敷居の低いMTG」編。
割と前の話なので、記憶もうろ覚えではありますが。
明確な知り合いが長い間いないままマジックを続けた、いや「続けられた」理由とは何かということを、少なくとも「私」のリアル経験談として書いてみます。
なにしろ、カードゲームというものに触れた経験がないものが相談相手もなく、独学で初めていくというのは、それなりのレアケースではないかと思うからです。これが何かの参考、または新規プレイヤー参入などへの一助となることを願いつつ。こんな場合もあるんだー、くらいの気持ちでどうぞ。
さて。前回。
友人宅でマジックに触れ、基本セットM12も何回か買ってみた。というところまで書きましたが、このあといきなり、最大の問題点が持ち上がります。普通に始める人はたぶん問題になりにくいことでしょうが。
ズバリ言うと、「対戦相手がまるでいない 」ということ。
マジックに触れたその友人とは、時間の都合やらもありますが、何よりいい年した人間がマジック・ザ・ギャザリングというひとつのゲームのためだけに、何回も、長時間拘束するようなことに誘うことがはばかられたのです。お互い、割といい年なもので。
そもそも、私がカードゲームというものに初めて触れたようなものでしたから、その面白さがとても新鮮であり、その時に自分だけがズッポリとハマッてしまったわけなのです。自分だけが一方的に。
たぶん普通は「経験者の誰かに誘われる」、もしくは「誰かと一緒にイチからはじめる」という2パターンに大別されるのではないでしょうか? そうすると、さしあたっての対戦相手には困らないことになると思います。
で、しょうがないので。孤独な私がどのように遊んでいたかというと。
(この辺から記憶が曖昧で、時間が前後してるかもしれません)
まず、手持ちの少っない枚数のカードを、ちょこちょこ組み替えて遊びます。ひとりで。
これが今の「強くないカードを頑張って使う」という立ち位置を生み出した原因です。というよりも、このころの自分にとっては、カードゲームとはデッキを「組んで」遊ぶものだったのだと今は思います。なにしろ、ひとりでしたので。
しかし、そんな遊び方もたぶん限界があったのでしょうか。インターネットで情報を調べるようになったのでしょうか。なにしろ対戦相手がいないので、ルールを教えてくれる人もおらず、よくよく考えれば、当時は「カードゲームの専門店」という存在すら知らなかった気がします。私たちがマジックを買ったのは、近所のゲームショップでしたので(たまたま扱っていた)。
少し話は変わりますが、このあとに出るエキスパンションが「ラヴニカへの回帰」とかだったら、ひとりという状況に耐えられず、たぶんマジックを辞めていたと思います。
M12のあとに出たエキスパンションは「イニストラード」。
あの全体が「夜」っぽい感じのイラストのカッコ良さが、このあとも続けていこう(カード欲しい)と思う大きな要因になり、それゆえ長期にわたる孤独な時間を過ごすことになったのです。これは、厳密には続けるきっかけになったというだけで、続けられた要因ではないのかもしれませんけども。
ともかく、マジックが好き(絵がカッチョイイ)などと思う割には、情報を得る術そのものがわかっていない、暗中模索五里霧中状態。一筋の光も刺さないままにぽそぽそとひとり部屋の隅で「うへへ」と遊び続けていた(しかもたしか結構それで楽しめていた)のだと思い出したら、なんと自分は小学校低学年レベルの遊び方をしていたのかとすわ愕然とします。今、愕然としました。
そして、次のエキスパンションが「イニストラード」であったタイミングに続き、もう一つ、始めた時代によって助けられたものがあります。
それがインターネット。と書くと、あまりにも普通すぎるでしょうか?
でも、インターネットなんてなかった時代をすごしたものからすると、なかった時のありがたみを感じられるものなのです。ヤングな人には全然わかんない感覚かもしれません。
でも、ただインターネットというわけでもでもありません。ちょうどこのころ、爆発的に普及してきた「動画」という存在。ぶっちゃけ言うと「ニコニコ動画」ということになりますが。
インターネットといえば「テキストを読むもの」というのが普通だったころからすれば、動画というものはインターネット上にアップすることも見ようとすることも、パソコンや回線のスペックとかそういうことも含めて、なかなかに「敷居が高い」ものであったわけなのです。
この動画が簡単に見られるようになった時代。普通の人が割と気軽に動画を上げれるようになったこのタイミング。これこそが私が孤独に耐え、楽しいゲームができる日を夢見て、希望を捨てずに続けることができたかの答えです。
長くなりすぎました。また次回。
「敷居の低いMTG」編。
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